理想の社長になる!歴史に学ぶ最も効果的なマネジメント②
今回の起業東京.comでは、
理想の社長になる!
『歴史に学ぶ最も効果的なマネジメント②』をご紹介します。
起業するということは、
社長(オーナー、店主、院長etc…)になるということ。
尊敬できて、求心力のあるリーダーになりたいと感じるのは
あなただけではありません。
理想のリーダーになれるのであれば、
仕事の苦労もかなり減るでしょうし、
起業の不安が一つ少なくなりそうです。
①に続き、目指すべき”社長”のため、
戦国時代のマネジメントを参考に、
わかりやすく方法をご紹介していきます。“戦国のマネジメントは褒めて使うが鉄則”
「部下は褒めて使え!」という話を聴くと、
「そんな甘いことで仕事ができるか!」
「甘やかすばかりでいいのか?」
「褒めるに値することがない」
というような反応が返って来そうですね。
「そんな甘いことで仕事ができるか!」
「甘やかすばかりでいいのか?」
「褒めるに値することがない」
というような反応が返って来そうですね。
しかし、現代よりももっとシビアなマネジメントが
必要だった戦国時代ですら、
「部下を褒めて使う」のは常識的な考えでした。
必要だった戦国時代ですら、
「部下を褒めて使う」のは常識的な考えでした。
少なくとも名将≒名マネージャーの間では・・・
戦国時代は、戦で負ければ死ぬことも珍しくない環境です。
そんな環境ですら、
武将たちは「部下を褒めて使え」といっています。
武将たちは「部下を褒めて使え」といっています。
まあ、部下とはいえ、武器をもっているわけで、
敵に回せば上司は後ろから刺されかねません。
敵に回せば上司は後ろから刺されかねません。
戦国時代は今とは比べ物にならないくらい、
物騒な時代でした。
以下、実際に戦国大名たちが
どのような発言をしているかを
検証してみましょう。
どのような発言をしているかを
検証してみましょう。
“意外に優しい信玄と家康”
戦国大名の代表といえば、
言わずとしれた甲斐の英雄・武田信玄です。
言わずとしれた甲斐の英雄・武田信玄です。
武田信玄といえば、戦国最強とも言われた
武田騎馬軍団を駆使して全国に名を知られた猛将です。
武田騎馬軍団を駆使して全国に名を知られた猛将です。
猛将というと、いかにも部下に対しても厳しそうなイメージですが、
実像は私たちのイメージとは少し違うようです。
実像は私たちのイメージとは少し違うようです。
甲斐・武田氏の軍学書「甲陽軍鑑」によれば、
信玄はマネジメントについてこんなことを言っています。
信玄はマネジメントについてこんなことを言っています。
「よき大将ハ、軍の時、しつかい我が再拝を以テ勝利をゑ給ひても、ぬしの手柄とはなくして、近習・小性・ことのばら、わかとふ・小人・中間衆迄もほめたて、「ミなあれらが動を以テ、合戦に勝たる」と被仰ル故、かくのごとくの大将の下にハ、大名・少名、足軽・かちわかとふ・小人・中間衆迄、武辺おぼへの者多クいづるもの也。」(『家訓で読む戦国 組織論から人生哲学まで NHK出版新書』(小和田 哲男 著)より)
要するに、
「良い大将は戦に勝っても、自分の手柄とはせずに、近習、小姓から小人、中間までも褒めて「皆の働きで、合戦に勝てた」というから、良い大将の下にはいろいろな階層の腕の立つ者が集まる」
という事を言っています。
「良い大将は戦に勝っても、自分の手柄とはせずに、近習、小姓から小人、中間までも褒めて「皆の働きで、合戦に勝てた」というから、良い大将の下にはいろいろな階層の腕の立つ者が集まる」
という事を言っています。
要は、武田信玄は
「部下は褒めて使え」と言っているわけです。
「部下は褒めて使え」と言っているわけです。
徳川家康も
こんなことを言っていたようです。
こんなことを言っていたようです。
「人には其長所のあれば、己が心を捨て、たゞ人の長所をとれと仰られし事もあり。」(『家訓で読む戦国 組織論から人生哲学まで NHK出版新書』(小和田 哲男 著)より)
要するに、自分の好き嫌いは抜きにして
長所に着目して人を活かせというわけです。
長所に着目して人を活かせというわけです。
実は、信玄も家康も怒る時は徹底的に怒れとも言っていますが、
基本的には普段は褒めて使うスタンスだからこそ
「怒る」「叱る」が効果的に作用します。
基本的には普段は褒めて使うスタンスだからこそ
「怒る」「叱る」が効果的に作用します。
普段から、部下を叱ったり、怒ったりして
強制的に動かしていると、
部下も感覚が麻痺してします。
強制的に動かしていると、
部下も感覚が麻痺してします。
感覚が麻痺していると、
叱ろうが怒ろうが響きません。
叱ろうが怒ろうが響きません。
褒めて育てる、褒めて動かす、長所に注目する
というスタンスは、部下との信頼関係を築く上でも有効です。
というスタンスは、部下との信頼関係を築く上でも有効です。
現代でも、経営の神様と呼ばれた
松下電器産業創業者・松下幸之助氏も
「人を使うには、ほめて使う、叱って使う、批判して使うなど
いろいろあるが、ほめて使う人が概して成功している。」
と指摘しています。
松下電器産業創業者・松下幸之助氏も
「人を使うには、ほめて使う、叱って使う、批判して使うなど
いろいろあるが、ほめて使う人が概して成功している。」
と指摘しています。
戦国の名将たちと、
現代の名経営者の見解が一致したのは興味深いですね。
現代の名経営者の見解が一致したのは興味深いですね。
それにしても、常に命がけの戦国時代にあってさえ、
「褒めて動かす」というのが基本スタンスであるとしたら、
その方法が現代社会で使えない道理なんてないのではないでしょうか?
「褒めて動かす」というのが基本スタンスであるとしたら、
その方法が現代社会で使えない道理なんてないのではないでしょうか?
“「部下を使えない」と言うマネージャーは戦国でもダメ上司”
「その者の役に立つところを召しつかい、役にたたざるところをつかわず候て、何れをも用に立て候を、よき大将と申すなり。」(『家訓で読む戦国 組織論から人生哲学まで NHK出版新書』(小和田 哲男 著)より)
この言葉は、北条氏綱(北条早雲=伊勢宗瑞の息子)が残した言葉です。
意味としては見てのとおりです。
「部下の役立つところを使い、役にたたないところを使わず、
誰でも役に立てる人を、良き大将と言う」
という意味になります。
要するに部下の長所を活かせ、
誰でも活躍させるのが良い上司だというわけです。
「部下の役立つところを使い、役にたたないところを使わず、
誰でも役に立てる人を、良き大将と言う」
という意味になります。
要するに部下の長所を活かせ、
誰でも活躍させるのが良い上司だというわけです。
戦国時代というと、
使えない部下は切って捨てられそうな
殺伐とした雰囲気を感じますが、
実際にはどうも違うようです。
使えない部下は切って捨てられそうな
殺伐とした雰囲気を感じますが、
実際にはどうも違うようです。
少なくとも、そういう大将(上司)は「良い上司ではない」と判断されていたことがわかります。
部下は褒めて使え、部下の長所を活かせ、とくると、
戦国時代の上司論って、昭和の時代よりもよっぽど現代的な感じがしますよね。
戦国時代の上司論って、昭和の時代よりもよっぽど現代的な感じがしますよね。
実は、人材不足には縁遠うそうな戦国時代も、
現代とは違った意味で人材不足の時代だったんです。
現代とは違った意味で人材不足の時代だったんです。
何しろ、戦となればたくさんの人材が
一気にこの世のどこにもいなくなってしまうわけですから。
一気にこの世のどこにもいなくなってしまうわけですから。
豊臣秀吉の軍師として名高い黒田官兵衛は
「天下に最も多きは人なり。最も少なきも人なり。」
という言葉を残しています。
「天下に最も多きは人なり。最も少なきも人なり。」
という言葉を残しています。
要するに、優秀な人材はいつでも不足しているわけですから、
優秀な人材だけでなく、普通の人材、
場合によっては少しレベルの落ちる人材ですら
上手く活かしてパフォーマンスを上げるのが良い上司の条件なわけです。
優秀な人材だけでなく、普通の人材、
場合によっては少しレベルの落ちる人材ですら
上手く活かしてパフォーマンスを上げるのが良い上司の条件なわけです。
強みを活かすという考えかたでは、
ドラッカーも「Build on your strength(強みの上に築け)」
ドラッカーも「Build on your strength(強みの上に築け)」
という言い方で表現していますが、
昔も今も変わらないマネジメントの原則なのかも知れませんね。
昔も今も変わらないマネジメントの原則なのかも知れませんね。
“部下に怯えられるようではマネジャー失格!その理由”
黒田官兵衛(如水)がこんなことを言っています。
少し長いですが、引用します。
「「ただ諸人に恐れられることを威厳だと心得て、家老に会っても威丈高になり、何でもないことに目をいからせ、言葉を荒立て、人の諫めを聞かず、自分に非がある時も偉そうに人を見下してごまかして逃れるといった、自分勝手な振る舞いをすれば、家老も自然と身を引くようになり、諫めなくなってしまう。家老さえ、このごとくなれば、まして諸士以下末々に至るまで、ただおじけ恐れてしまい、忠義の思いをなす者もいなくなり、自分の身をかばって、一生懸命に奉公しなくなってしまう。 このように高慢で、人をないがしろにすれば、臣下万民は主君を疎んで、その結果、必ず家を失い、間違いなく国も滅ぶものであるから、この点、よく心すべきである。 真の威というものは、まず自分の行儀を正しくし、理非賞罰を明確にすればよい。人を叱り、脅すことをしなくても、臣下万民は主君を敬い、畏怖して、上をあなどり、法を疎かにする者もなくなる。そうなれば、自ずから威厳は備わるものだ」」(『戦国武将名言録 (PHP文庫)』(楠戸 義昭 著)より)
この節でいいたことは、
ここに全てが書かれているという感じです。
上司が傲慢な振る舞いで部下を威圧するようでは、
組織のためにはならないということです。
マネジャーがふんぞり返っているようでは
チームがまともに機能しません。
マネジメントをする立場にいる以上、
威厳は必要ですが、部下に怯えられるようでは困ります。
威厳を得るためには、偉そうにしたり高圧的になるのではなく、
自分の行動を正し、「理非賞罰を明確にすればよい」というわけです。
ドラッカーが著書『マネジメント』で、
マネジャーに必須の資質として掲げている
「真摯さ=integrity(言行一致)」
に通じるものがありますよね。
昔、恐ろしく高圧的で、
部下を怒鳴りつけるのを仕事だと
思っているような上司が管轄する部署
にいたことがありましたが、、、
同僚は次々に辞めるし、直属の上長は病気になるし、
業績は上がらないしで散々だったことを思い出します。
今にして思えば、
その上司も今の私より若いわけで(私は40歳になりました)、
上司らしく振る舞おうしていたのかもしれません。
しかし、その当時、
彼がするべきことは
黒田官兵衛が指摘するようなことだったのかもしれません。
“まとめ”
今回は「理想の社長になる!歴史に学ぶ最も効果的なマネジメント②」
というテーマでお話しました。
戦国のマネジメントは褒めて使うが鉄則
意外に優しい信玄と家康
「部下を使えない」と言うマネージャーは戦国でもダメ上司
部下に怯えられるようではマネジャー失格!その理由
さて、今回は戦国時代の武将の残した家訓や
遺訓をもとにして効果的な
マネジメント手法について考えてみました。
では、もっとも効果的なマネジメント手法は何か?
ということですが、
掻い摘んで言うと
「適正な評価をする」
「褒めて使う」
「部下の長所を活かす」
「自分の行動を正し、信賞必罰を明確にする」
と言うポイントでした。
なんだか、ビジネス書に出てきそうな話ばかりだと思いませんか?
戦国時代といえども、
転職は日常茶飯事ですし、
安月給に腹を立てますし(笑)、
上司に見る目がないと部下が離れていきます。
褒めて動かす・
部下の長所を活かすのがマネジメントの鉄則として、
語られているのも今日的な印象を受けます。
黒田官兵衛の発言から連想するのは、
ドラッカーがマネジャーに求めた資質、
つまり「真摯さintegrity」そのものです。
記事を書いていて、
戦国時代の人たちも、
現代の私たちも、
心理的な部分はあまり変わらない
のだなあと改めて感じました。
戦国時代といえば、
一歩間違えれば、
すぐに命を落としてしまう
ギリギリの緊張感の中で
人々が生きていた時代です。
その、戦国時代に語られていたマネジメントの心得は、
現代の私たちのオフィスでもそのまま使える部分が多いように思います。
少しでもあなたの起業の
ヒントになれば嬉しいです。
参考文献:
・『家訓で読む戦国 組織論から人生哲学まで NHK出版新書』(小和田 哲男 著)
・『戦国武将名言録 (PHP文庫)』(楠戸 義昭 著)
・『マネジメント(エッセンシャル版)』P.F.ドラッカー
P.S
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