【注意】サラリーマンが起業に失敗する本当の原因とは
こんにちは、起業東京の渡部です。
今日、ちょうどこんな記事を見つけました。
■出口治明「日本人が起業を避けてサラリーマンを続ける根本原因」
出口治明先生はライフネット生命保険の代表取締役社長を務められたあと、現在は立命館アジア太平洋大学(APU)の学長をされています。
弊社代表の池本は、出口先生にインタビューをさせていただいたり、著書に推薦文をいただいたりしています。
実際に読ませていただいて、日本人がサラリーマンを続ける原因はもちろん、サラリーマンが起業に失敗する原因についても理解できる記事だと思いました。
今回は、出口先生の記事をきっかけに、サラリーマンが起業に失敗する本当の原因について考えていきたいと思います。
出口先生の記事では「自分自身でも気づかないうちに身についた無意識の偏見や先入観が、起業家や社会起業家の輩出を阻んでいる」と言われていました。
あなた自身が起業についてマイナスイメージを持っていないとしても、親世代が「起業なんて失敗する」「大企業に入れば一緒安泰だ」という思い込みを捨てられずにいるのです。
言い換えると、サラリーマンが起業に失敗する原因は、
「起業に失敗する」と言ってくる人、ドリームキラーが近くにいるから
と言えるのではないでしょうか。1.嫁ブロック/旦那ブロック
男女差を数値化した「ジェンダーギャップ指数」で日本は153カ国中121位。
「男性は仕事をしてお金を稼ぎ、女性は家庭を守る」
という固定観念が世界の中でも上位の日本。
男性であれば、奥さんから
「サラリーマン辞めて稼ぎが減るじゃない」
「家庭が不安定になるじゃない」
「子供はどうするの?(養育費的な意味で)」
女性であれば、旦那さんから
「なんで俺が仕事してるのに働く必要があるの?」
「俺が稼いでくるから問題ないでしょ」
「子供はどうするの?(面倒見る意味で)」
など、パートナーからの反発を受けやすい国だと言えます。
2.親ブロック
「せっかく大学まで学費を払っていい会社に行かせたのに」
「大企業なら安定しているから良いだろ」
「起業なんて失敗したらどうするんだ」
こんなことを言われてしまう人もいます。
あなたのことを信じていないわけではなくて、あなたが大事なので、失敗するリスクを取らせたくないのです。
そのために、親はあなたが失敗した後のことを考えさせるような発言をしてしまい、あなたは後ろ向きなイメージを持ってしまいます。
(これを「ネガティブフューチャーペーシング」と呼びます)
トヨタがボーナスカットや人員削減に取り組み、独・ダイムラー社が1万人以上の人員削減を計画していたりと、大企業神話はもう成立していません。
それなのに、出口先生が話す「無意識の偏見や先入観」が根強く残っている世代がいるので、サラリーマンを起業から遠ざけてしまっています。
参考:https://smartdrivemagazine.jp/forefront/restructuring/
3.上司・同僚ブロック
「この会社で上手く行かなかったら起業してもやっていけないよ」
「リスクが高いからやめといた方がいいよ」
「この前辞めたあいつも起業して失敗したらしいよ」
自分から変化しない人は、変化しようとする人を邪魔しようとする傾向があります。
人間には「コンフォートゾーン」というものがあり、変化とはコンフォートゾーンの外に出ることだからです。
もしあなたの同僚があなたより先に会社を辞めて起業したら、あなたはどう思うでしょうか?
一人ポツンと取り残されて、「このままでいいんだろうか?」と焦るのではないでしょうか?
まったく逆のことを、上司や同僚があなたに対して感じています。
すると、あなたがサラリーマンを辞めて起業するのを妨害してくるでしょう。
しかも、わざとではなく無意識に、です。私の知人に、地元で公務員になった人がいます。
本当は旧帝大に進学できるくらい優秀だったんですが、地元の国立大学に進学して、普通に大学生活を送り、公務員試験を受けて合格しました。
これだけ聞くと、普通に成功していて、いい生活をしていそうなのですが…
なんだか楽しそうじゃないんです。
「長男だからゆくゆくは実家に帰らないといけない」と言っていた知人。
最近はちょくちょくSNSで見かけますが、「窓口業務でこんな人がいて…」と愚痴をこぼしている場面をしばしば見かけます。
SNSを通してそんな場面を見るたびに、
「地元に帰ることは、自分が本心で選んだことなんだろうか?」
と、今でも疑問に思うことが多いです。
ここまでお話してきた知人の話から変わり、去年の12月にお会いした公務員の方の話をします。
その公務員の方は、私達が運営する「起業・経営ブートキャンプ」の参加者です。
起業の勉強はしていて、片手間では十分すぎる利益を出していました。
でも公務員を辞めるという決断はできず。
一歩を踏み出せずにいましたが、家族を説得して起業することを決めました。
代表の池本に相談されているときは、
「挑戦したい気持ちはあるのに、踏み出そうとすると足がすくんでしまう」
と、もどかしい表情をされていたんですが、相談後はどこか吹っ切れたような顔をされていました。
そんな公務員さん。
年末に「退職届を出しました」という連絡が来て、今では物販事業で独立されています。
奥様の協力も得られたのでしょう、ご家族がいる中でもしっかりと起業に集中できています。あなた自身はこうして情報収集しているし、勤勉な方なのだと思います。
そんなあなたの起業を止めようとするのは誰でしょうか?
百戦錬磨の起業家でしょうか?
そんなことはないですよね。
起業を止めるのはどんな人か。
答えはいつでも決まっています。
起業したことがない人です。
知らないことを恐怖に感じるのが人間だから仕方ありません。
でも、起業未経験で起業を否定するのは、野球未経験者のおじさんがテレビを見ながら「この選手はダメだ」と批判しているようなものです。
その人の言うことを鵜呑みにしても、何も知らない人が妄想で話しているので、実は何も分かっていないと思っていいでしょう。
かと言って、相手はあなたのことを心配して言ってくれていることがほとんど。
難しいところですが、相手に悪気はないのです。
では、そんなドリームキラーがいる中で、サラリーマンが起業するなら何をしたらいいのでしょうか?私達が、代表の池本から日常的に言われていることを紹介します。
それは、「期限を決めて動きましょう」ということです。
「期間限定キャンペーンの最終日は購入確率が上がる」という傾向がありますが、それを自分自身に使います。
周りに宣言することで、引けない状況を作って、やるしかない状況に自分を追い込むんです。
「そんなこと?」と思うかもしれませんが…
すでに起業して自分の事業1本に集中している経営者でさえ期限を過ぎることはあります。
サラリーマンをやりながら起業するなら、なおさら期限を切って行動して、決めたことを期限内に達成することが重要です。
本業が忙しくなったことが原因でいつまでも起業できなかったら、元も子もないですからね。
何より、期限を区切ることで、ドリームキラーも「それまでは頑張りなさい」と納得する材料にできる可能性があります。
ドリームキラーは、自分が不安だと思う時間がいつまで続くか分からないから不安なんです。
代表の池本も、化粧品会社ドクターシーラボを上場させた経験がありますが、当時「東大目指すなら浪人するんじゃなくて現役合格するつもりで行くぞ」という方針で会社を動かしていたそうです。
その結果、年商3億円だった会社が4年後には年商120億円まで成長し、上場に成功しています。今回は、出口さんの記事をきっかけに、サラリーマンが起業に失敗する本当の原因について解説してきました。
ドリームキラーはあなたの一番近くにいます。
でも決してあなたを苦しめようとしているわけではありません。
かといって、ドリームキラーに振り回されていては、起業のスタートラインに立つことすら出来なくなってしまいます。
「一度きりの人生、後悔なく生きていきたい」
あなたが本当にそう思っているのなら、期限を切って行動しましょう。
相手にも理解してもらった上で、集中して取り組んでみましょう。
一度切りの人生、後悔せずに思いっきり行きましょう!