起業に必要な考え方 ②
「どこから見せるか」「どこまで見せるか」
情報は、
「どこから見せるか」
「どこまで見せるか」
によって、相手への伝わり方が変わる
まったく同じ登場人物でも、
どこから見始めたかによって、
お母さんが良い人にも悪い人にも見える
(そしてお父さんはただ可哀想な人に見える…笑)
ということがお分かりいただけたと思います。
そして、この考え方は、
起業(というかビジネス全般)にも
当てはめて使うことができます。
有名な会社の例からご紹介しますね。
『女のからだを自由にする』
by ココ・シャネル
この言葉が、女性の権利を勝ち得ようとする活動家のものだとしたら、わざわざ取り上げるほど新しい未来像を感じるものではなかったかもしれません。
注目すべきは、これがココ・シャネルの言葉であるということです。
〜中略〜シャネルの功績で有名なのは、女性服からコルセットを外したことでしょう。
シャネル以前にもコルセットの内服を提案したデザイナーはいましたが、それはあくまで一時のデザインとしてのものでした。
シャネルはコルセットを「女性を縛り付ける不自由なもの」とみなし、ファッションから追放しています。
さらに当時、馬の調教師たちの服に使われていたジャージー素材を使って女性用のドレスを作りました。
足さばきが良いようにと、裾をふくらはぎまでカットしてしまったのも、当時は斬新なことでした。
シャネルはこう語っています。
「わたしはジャージーを発明して、女のからだを自由にした」
「レースやコルセットや下着や詰め物で着飾って、汗をかいていたからだを自由にしてやったのよ」
※未来は言葉でつくられる/細田高広 著(ダイヤモンド社)
シャネルといえば、高級ブランドとして有名です。
僕のように、ブランドに興味のない人間からしたら、
正直、ただ高いだけの服にしか思えません(^^;)
ただ、この話を知ったときに、
あれだけブランドそのものに興味のなかった僕が、
少しシャネルに興味を持つようになりました。
ここまで、情報は、
「どこから見せるか」
「どこまで見せるか」
によって、相手への伝わり方が変わるシャネルは
「女のからだを自由にする」
という情報を伝えたから売れたということについてお話ししてきました。
・・ところで、ひょっとして
こんなことを思っていませんか?
「それってシャネルみたいな有名企業だから意味があるんじゃないの?」
まあまあ、ちょっと聞いてください(^^;
今でこそ、シャネルは有名ブランドになり、
新商品が出るたびに買ってしまう人がいるくらいの人気を誇っています。
ただ、シャネルができたばかりの時は起業をスタートした時点と一緒で、
実績も何もありません。
そんなときに、
シャネルの商品をお店の前に並べたとしても、
それだけでは売れなかったのではないでしょうか?
『女のからだを自由にする』という
”商品より前の情報” を見せたからこそ、
お客さんはココ・シャネルの信念に共感して
服を買ってくれていたのでしょうね。
そして、実際に
これから起業するという人にも、
情報を
「どこから見せるか」
「どこまで見せるか」
という考え方を使うことができます。
(というか、使わないと他社と差別化できなくて潰されます…)
下記、即興で書きましたが、
ダイエットサポートトレーナーとして
起業した人のストーリーをご紹介します。
170センチ88キロ。
小さい頃から太りやすい体質で、どんなに運動をしても、自分なりに食事制限をしてみても、これまで痩せることができなかった。
ジムにも行ってみたけど、周りの目が気になってトレーニングに集中できないし、そんなことを気にしてずっと痩せられない自分も嫌だった。
でも、ある日会社の同僚と飲みに行ったのが、人生の転機になった。
その同僚は最近転職してきたんだけど、181センチ79キロで、細マッチョで高身長。話し方に自身も現れているし、モテそう。
でも、飲みの席で話を聞いてみると、実は前職ではものすごく太っていたらしい(今の姿からは全然想像もつかないけど・・)。
同僚も、僕と一緒で、太りやすい体質だったらしく、運動しても食事制限しても、全然痩せられなかったらしい。100キロ目前だったそうだ・・。
そんな同僚が、痩せるきっかけになったのが、プロのボディメイクトレーナーに指導してもらったことらしい。
食事も運動も、それまで我流で挑戦してみたけど、実際にプロから教わって実践したら、2ヶ月経った頃から、今まで成果が出ていなかったのが嘘みたいに痩せていった。
それを聞いて、いても経ってもいられなくなって、同僚から教えてもらったパーソルトレーナーさんに指導してもらうことになった。
やっぱりプロの教えてくれることは理論的で、聞いていてすごく面白いし、覚えたらちゃんと自分にも実践できることばかりだった。
9ヶ月後。もともと88キロあった僕の体重は、なんと74キロまで落ちていた。
しかも食生活は前よりも健康になったので、肌の艶もよくなって、営業の仕事でも相手が話を聞いてくれるようになり、部内で上から数えた方が早いくらいの成績になった。
今では、自分でもダイエット方法をマスターしたので、太ることも無くなった。思い切ってプロから教わって、本当によかった。
そして、この経験から、当時の自分と同じような人・・
痩せたくてどんなに頑張っても痩せられない人たちのために、自分が持っている知識を伝えて、男として理想の体型になって、自分に自信を持てる人生を手に入れてもらいたい。
だから僕は、今こうしてダイエットサポートトレーナーとして起業して、活動しているんです。
これなら、
相手も自分も納得できる起業の理由になっているし、
自分自身が痩せられた経験を持っているし、
一生懸命サポートしてくれそうで信頼できませんか?
何度もお伝えしてきたので、
飽きてきたかもしれませんが、
本当に大事なので何度でも言います(笑)
情報を
「どこから見せるか」
「どこまで見せるか」
によって、相手への伝わり方は変わります。
ぜひ、この意識を持って、
自分が相手にどんなことを伝えたら、
・納得できる起業の経緯になっているか?
・自分が相手に信頼されるのか?
・相手から、お金を払ってでも「あなたから買いたい」と思われるのか?
ということを考えてみてください。
あなたの起業は、グッと成功に近づいていくはずです!
起業に必要な考え方 ②
「どこから見せるか」「どこまで見せるか」